祭礼・祭祀や行事の際に神社の社殿や、寺院本殿の入り口で見かける幕です。幕は神聖な区域との境界線を示すと伝えられています。横長の生地に神社寺院の紋などを染上げて中央で通りやすくするために揚巻房でまくり上げます。従来の幕生地は正絹や綿素材が一般的に使われていましたが、最近では日焼けに強く絹のような風合いのあるポリエステル素材が使われることが多くなりました。
神社の鳥居を挟んで左右対象に立てられている大きな旗印です。大祭・祭祀など、神社の祭礼のときに「神迎え」と言われの通り、神様が迷わずお越しになられる時の目印として掲げられます。神社幟の素材は従来から厚地木綿を使って神社名などを染上げています。
神社でお願い事をする時に必ず手にする神具です。太い縄紐を左右に揺れ動かし、鈴を鳴らしてお参りします。鈴を鳴らすときに振る太い縄紐が鈴緒です。鈴緒は麻でできており大麻に含まれる毒性が魔を払うとすることから麻を紡いで制作しています。神様を呼び起こすと言われている鈴は真鍮製です。
神社寺院名や紋が施されている旗です。祭礼・祭祀などの行事に使用されます。
神社寺院へ奉納されます。
